2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[14p-2H-1~15] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2015年9月14日(月) 13:45 〜 17:45 2H (222)

座長:吉松 公平(東工大),打田 正輝(東大)

16:15 〜 16:30

[14p-2H-10] PLD法で作製したV2O3薄膜の相転移特性とc/a軸長比

〇坂井 穣1、リムレット パトリス1、舟窪 浩2 (1.トゥール大GREMAN、2.東工大総理工)

キーワード:酸化バナジウム、金属絶縁体転移、格子歪み

V2O3薄膜をPLD法により様々な条件下でC面およびR面Al2O3基板上に成長させ、それらのc/a軸長比と電気伝導特性の関係を調べた。C面上の一連の膜のc/a比は2.80から2.88まで分布した。300 K - 10 Kにおいてc/a ≤ 2.83の膜は複雑なM-I-M転移を示し、それより大きいc/aをもつ膜は金属的であった。また総じてR面膜はC面膜よりも明瞭なM-I転移を示した。