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[15p-2H-5] ラマン-AFMによるカーボン材料の評価
キーワード:増強ラマン、TERS、カーボン
グラフェンに代表されるナノカーボン材料は、将来の電子・光学デバイスや高性能電極材料として注目されている。ラマン散乱分光法はこれらの材料の構造評価において欠かすことができない重要な手法であるが、光の波長限界のためその空間分解能はサブミクロンに制限される。一方、原子間力顕微鏡(AFM)の分解能はナノメートルであるため、両者を組み合わせることにより、相補的で強力なナノ分析が可能となる。本発表では、ラマン分光法とAFMを組み合わせたカーボン材料の評価の現状について発表する。