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△ [16p-2Q-11] 大気圧プラズマ浸窒焼入れにおける不均一硬化の原因調査と制御
キーワード:浸窒焼入れ、大気圧プラズマ、プラズマジェット
我々はこれまで大気圧プラズマジェットを用いて、浸窒焼入れによる低合金鋼の表面硬化法の研究を進めてきた。目的としていた鉄‐窒素マルテンサイトの形成には成功したが、硬さ分布が非常に不均一であった。我々は硬さ分布の不均一性は表面温度に起因していると考え,温度依存性の調査をおこなった。その結果,残留オーステナイト形成が硬化層の軟化に関係していることがわかった。また,温度制御により硬さ分布の制御に成功した。