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[13a-A25-4] X線回折格子干渉法による100ナノメートル以下の表面微小構造解析に向けて
キーワード:X線イメージング、回折格子、小角X線散乱
我々はX線反射率法の配置に一枚の位相型回折格子を付加することにより、X線反射率に加えて、面内極小角散乱の実空間分布も同時に取得する方法を開発した。これにより今日広く用いられているX線反射率法に新たな展開の道が開けた。この方法は、X線位相イメージング法の一つとして近年注目されているX線回折格子干渉法を発展させたものであり、エネルギーバンド幅の広い低輝度X線源からの大面積ビームの利用も可能であることから、様々な波及効果が期待される。