10:30 〜 10:45
[15a-A22-6] 低温スパッタによる低抵抗ITO膜の開発
キーワード:低温スパッタ、ITO、低抵抗
近年スマートフォンなどに使用されるタッチセンサーでは静電容量方式が主流で、ディスプレイにタッチ機能を搭載するOn-CellやIn-Cellと呼ばれるデバイス構造が採用されている。これらはカラーフィルタとTFTを貼り合せるために接着剤が使用されており、センサー形成時の成膜温度に制約があり、低温プロセスで良質膜を得ることがキーとなる。著者らは成膜時の基板温度を室温以下とすることでITO膜の電気特性を改善することに成功した。