[15p-A41-1~17] 12.5 有機太陽電池

[15p-A41-12] 部分置換ペロブスカイトにおける格子欠陥動的挙動の理論的解明

細谷 恭太¹、磯谷 祐弥¹、〇高羽 洋充¹ (1.工学院大先進工)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池、分子動力学法、密度汎関数法

有機-無機ペロブスカイト化合物は太陽電池として現在注目を集めているが、劣化の抑制やタンデム化などの構造制御が開発課題となっている。我々は、前回の発表¹⁾でCH₃NH₃PbI₃のAサイトを部分置換することで格子に歪みが導入されAサイトイオンの拡散が抑制できることをシミュレーションで明らかにした。本研究では、Aサイトイオンの他にPb²⁺、I^-等の格子欠陥の移動が格子歪みにより受ける影響ついて大規模系分子動力学法を用いて検討した。