2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・配線・MEMS・集積化技術

[20a-S423-1~9] 13.4 Si系プロセス・Si系薄膜・配線・MEMS・集積化技術

2016年3月20日(日) 09:00 〜 12:15 S423 (南4号館)

佐々木 実(豊田工大)

10:15 〜 10:30

[20a-S423-6] スペース赤外線望遠鏡における波面補正のための極低温用可変形鏡の開発:実証実験について

〇(M2)高橋 葵1、塩谷 圭吾2、櫨 香奈恵2、Paul Bierden3、Steven Cornelissen3、Charlie Lam3、Michael Feinberg3 (1.総研大、2.JAXA宇宙研、3.BMC)

キーワード:可変形鏡、MEMS、スペース望遠鏡

スペース赤外線望遠鏡では、形状誤差を持つ鏡面で反射された光に波面誤差が発生し、結像性能が悪化する。そこで我々は小型の可変形鏡(DM)を光学系に追加し打ち上げ後に軌道上で波面補正をすることを提案している。ただし、従来のDMはスペース赤外線望遠鏡の冷却温度下では使えないため、我々は特別な基板設計を持つ1024素子の静電MEMS式DMを開発した。本講演では、極低温(〜5K)での使用を想定した動作実証実験について述べる。