2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.3 ナノエレクトロニクス

[20p-P8-1~6] 9.3 ナノエレクトロニクス

2016年3月20日(日) 13:30 〜 15:30 P8 (屋内運動場)

13:30 〜 15:30

[20p-P8-6] プラズマ励起法を用いたZrO2の室温原子層堆積

野老 健太郎1、鹿又 健作2、有馬 ボシルアハンマド2、久保田 繁2、廣瀬 文彦2 (1.山形大工、2.山形大院理工)

キーワード:原子層堆積法、プラズマ励起水蒸気、酸化ジルコニウム

酸化ジルコニウムはMOSFETの高誘電率ゲート絶縁膜として研究が進められている。一般に酸化ジルコニウムは熱原子層堆積法を用いて成膜されるが、我々はTEMAZとプラズマ励起された水蒸気を用いて室温での原子層堆積法を確立した。本方法により、熱に弱いフレキシブル材料への適用も可能になると考えられる。さらに酸化ジルコニウムの室温原子層堆積法を多重内部反射赤外吸収分光法によって評価し、成膜反応のモデル化を行った。