2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.6 IV族系化合物(SiC)

[5a-A203-1~10] 15.6 IV族系化合物(SiC)

2017年9月5日(火) 09:00 〜 11:45 A203 (203)

細井 卓治(阪大)

10:30 〜 10:45

[5a-A203-6] 窒化SiO2/SiC界面の伝導帯近傍の界面準位密度に対する面方位の効果

畠山 哲夫1、木内 祐治1、染谷 満1、岡本 大2、原田 信介1、矢野 矢野2、米澤 喜幸1、奥村 元1 (1.産総研、2.筑波大)

キーワード:界面準位、窒化、MOSFET

面方位の異なる窒化SiO2/SiC界面のバンド端近傍の界面準位を評価し、面方位の窒化SiO2/SiC界面に及ぼす効果を調べ以下の結果を得た。界面準位密度はSi面、C面共にNO処理時間を増やすにつれ低減され、処理時間が60分以上で飽和する傾向がある。Si面、C面の両方でNO処理時間を増やしてもホール移動度は改善されない。窒化後、C面試料ではSi面試料と比べると界面準位密度はおおよそ半分以下である。一方、C面ではホール移動度はSi面より小さい。