16:00 〜 18:00
[6p-PA8-11] Al2O3超薄膜介在層を有するSiO2/InAlN界面の特性
キーワード:InAlN、界面準位密度
GaNとの格子整合が可能なInAlNは、GaN系HEMTのバリア材料として有用である。InAlNのHEMTへの応用において、絶縁膜を導入しMOSゲートとすることでリーク電流の低減、さらには400 GHzの遮断周波数が達成されている。しかし、デバイス性能を高めるうえで重要な、絶縁体-半導体界面の制御方法は確立されていない。我々は、SiO2とInAlNの界面を制御する方法として、Al2O3超薄膜層の挿入を検討している。本報告では、Al2O3超薄膜挿入層の膜厚が数原子層でも、界面準位の低減に有効であることを報告する。