[15a-E205-1~13] 3.11 フォトニック構造・現象

[15a-E205-6] ３次元結合波理論によるフォトニック結晶レーザの過渡応答解析

〇井上 卓也^1,2、森田 遼平¹、田中 良典¹、野田 進¹ (1.京大工、2.K-CONNEX)

キーワード：フォトニック結晶、レーザ、結合波理論

フォトニック結晶レーザ(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶のバンド端共振作用を利用した、大面積コヒーレント発振が可能な半導体レーザである。我々はこれまで、定常状態でのPCSELにおける光結合を記述する3次元結合波理論を構築し、CW動作時の発振閾値や発振モードの選択性に関する解析を行ってきた。今回、フォトニック結晶レーザの過渡応答特性の解析を行うべく、PCSELにおける光結合を時間領域で記述する新たな3次元結合波理論を確立したので報告する。