[15a-E206-1~12] 9.4 熱電変換

△ [15a-E206-6] Zn₄Sb₃素子の発電特性の劣化モデルの構築

〇(BC)國岡 春乃^1,2、山本 淳²、飯田 努¹、小原 春彦^2,1 (1.東京理科大、2.産総研)

キーワード：熱電変換材料、発電特性、劣化

Zn₄Sb₃は非常に低い熱伝導率をもつため，中温領域で高いZTを実現している．先行研究でZn₄Sb₃のZnはイオン伝導により低温側に移動し，高温側がZnSbに変化し，発電特性変化の原因となっていることを明らかにした．Zn₄Sb₃の発電能力の時間変化を予想することは実用上意義がある．本研究では，素子の計算モデルを構築し，様々な条件下での発電特性の変化を計算により予測した．