2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[15p-301-2~10] エネルギー材料開発に資するプラズマ技術最前線

2017年3月15日(水) 13:45 〜 18:15 301 (301)

布村 正太(産総研)、神原 淳(東大)

15:00 〜 15:30

[15p-301-5] 窒化物系結晶成長におけるプラズマ応用

小田 修1、加納 浩之2、田 昭治3、近藤 博基1、堀 勝1 (1.名大工、2.NU-Rei(株)、3.(株)片桐エンジ)

キーワード:窒化物半導体、結晶成長、プラズマ応用

窒化物半導体の結晶成長に対するプラズマ技術の応用として、分子線エピタキシー(MBE)用の高密度ラジカルソース(HDRS)、ラジカル支援MOCVD(REMOCVD)法について紹介する。従来MBE法による窒化物半導体の成長においては、ラジカルソース源のラジカル密度が低かったため成長速度が遅かった。誘導結合プラズマ(ICP)と容量結合プラズマ(CCP)を複合して窒素ラジカル密度を高めた新規のHDRSを開発し、これにより窒化物半導体の成長速度を2.5μ/h以上に向上することができた。また、コストのかかるアンモニアガスを用いないREMOCVD法により、GaN、AlN、InNなどの窒化物半導体を低温成長可能とした。