2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[15p-424-1~19] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2017年3月15日(水) 13:15 〜 18:30 424 (424)

小栗 和也(東海大)、原 一広(九大)、阿部 浩之(量研機構)

17:30 〜 17:45

[15p-424-16] カーボン被覆によるリチウムイオン電池用シリコン負極における充放電特性の向上

〇(M1)日置 龍矢1、春田 正和1、木島 友規1、土井 貴之1、稲葉 稔1 (1.同志社大)

キーワード:リチウムイオン電池、シリコン負極

次世代リチウムイオン電池用の大容量負極としてSiが注目されている。従来の結晶性Siよりも良好な充放電特性を示す鱗片状のアモルファスSiは、しかし初回充放電時のクーロン効率が従来の黒鉛系負極に比べ低い。これは、初回充電時に負極表面でおこる電解液等の還元分解が原因だと考えられる。本研究ではその対策として清浄なSi薄膜に、より電解液に対する活性の低いCで被覆を行い、C被覆層が電気化学特性に与える影響を調査した。