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[16a-P5-13] ドライ酸化、窒化、POCl3処理Si面SiC-MOS界面の電子スピン共鳴分光
キーワード:MOS構造、界面欠陥、電子スピン共鳴分光
Si面4H-SiC/SiO2 界面欠陥を分光学的に調べるために電子スピン共鳴分光(ESR)法を用いた。4H-SiC エピタキシャル層を用意してドライ酸化、NO処理およびPOCl3処理を行った。ドライ酸化膜を成長させ、4H-SiC/SiO2界面欠陥を調べたら炭素欠陥が観測された。その炭素欠陥はアモルファスカーボン等で見られた炭素ダングリングボンドに似ている。また、その界面欠陥はNO処理やPOCl3処理によって除去されることが分かった。