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[19p-133-10] IrOx/PLZT/Pt強誘電体キャパシタにおける熱処理及びIrOx酸化度の最適化による分極特性向上と結晶化メカニズム解析
キーワード:強誘電体メモリ、IrOx/PLZT/Pt
強誘電体メモリ(FRAM)用のIrOx/PLZT/Ptキャパシタにおいて、熱処理工程と上部電極IrOx酸化度の最適化により、分極特性が大きく向上することを見出した。特性向上のプロセス要件は2つある。1つ目は低温でPLZTをペロブスカイト化した後にIrOxを成膜し、さらに高温で再熱処理するという熱処理工程にある。2つ目はIrOx膜をIrO2とIrの混晶状態にすることである。見出したプロセス条件がIrOx/PLZT界面における結晶の再構成を促し、特性が向上したことを示唆する。