2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

7 ビーム応用 » 7 ビーム応用(7.1~7.5)(ポスター)

[20a-PA1-1~11] 7 ビーム応用(ポスター)

2018年9月20日(木) 09:30 〜 11:30 PA (イベントホール)

09:30 〜 11:30

[20a-PA1-8] Oshima-ECRイオン源におけるAr多価イオンの生成と今後の展開

〇(B)久保 蓮太郎1、吉岡 陸1、中村 翼1、浅地 豊久2、古瀬 宗雄1 (1.大島商船高専、2.富山高専)

キーワード:ECRイオン源、半導体製造

本研究はECRイオン源を用いて、多価イオン生成(効率化)の研究を行なっている。近年は半導体製造において、その基盤であるSiCへのアルミニウムのイオン注入技術が重要となる。研究成果としてアルミニウム4価のイオンとイオン化エネルギーの近いアルゴン7価のイオンを検出(Ar 7価;約124 eV,Al 4価;約120 eV)できた。そのイオンビーム電流量は約130 nAであった。これにより,ターゲットとしているアルミニウム4価の生成が可能となった。