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[20a-PA1-8] Oshima-ECRイオン源におけるAr多価イオンの生成と今後の展開
キーワード:ECRイオン源、半導体製造
本研究はECRイオン源を用いて、多価イオン生成(効率化)の研究を行なっている。近年は半導体製造において、その基盤であるSiCへのアルミニウムのイオン注入技術が重要となる。研究成果としてアルミニウム4価のイオンとイオン化エネルギーの近いアルゴン7価のイオンを検出(Ar 7価;約124 eV,Al 4価;約120 eV)できた。そのイオンビーム電流量は約130 nAであった。これにより,ターゲットとしているアルミニウム4価の生成が可能となった。