2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.3 絶縁膜技術

[21a-145-1~9] 13.3 絶縁膜技術

2018年9月21日(金) 09:00 〜 11:30 145 (レセプションホール)

中塚 理(名大)、石崎 博基(埼玉工大)

11:00 〜 11:15

[21a-145-8] 硬X線光電子分光法(HAXPES)による強誘電体HfSiO MIM構造積層膜の化学結合状態解析

臼田 宏治1、上牟田 雄一1、株柳 翔一1、吉木 昌彦2、富田 充裕1、齋藤 真澄1 (1.東芝メモリ新規メモリ開発部、2.東芝研開センター)

キーワード:HAXPES、強誘電性トンネル接合

HfO2系絶縁膜は強誘電性トンネル接合(FTJ)型メモリ向け材料として期待される。そのデバイス特性向上には実素子構造解析が重要であるが、厚い電極越しの非破壊解析は行い難い。今回、MIM(TiN/HfSiO/TiN)構造の上部TiN電極越しにHAXPES解析を実施、埋もれた強誘電体層の結合状態のプロセス依存性の直接測定や、XPSでは難しい内殻励起スペクトル選択による解析が可能である事を確認した。