2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 化合物電子デバイス・プロセス技術の進展 ~GaAsの繁栄から学ぶ・温故知新~

[17p-E201-1~7] 化合物電子デバイス・プロセス技術の進展 ~GaAsの繁栄から学ぶ・温故知新~

2018年3月17日(土) 13:15 〜 16:20 E201 (57-201)

加藤 正史(名工大)、佐藤 威友(北大)

14:50 〜 15:20

[17p-E201-5] InP HBT研究開発の歩み ~四半世紀を振り返る~

井田 実1、白鳥 悠太1 (1.NTT先端集積デバイス研)

キーワード:InP、HBT

InP HBTの高周波特性としては、1989年にY.K. Chen等によりfT=165GHzが報告されている。本講演では、その後の動作電流密度を上げられずにfTを大きく改善できなかった約10年間(黎明期)、電流密度増大に成功し大きく特性が改善されていった5年間(特性向上期)、その後、ICの実用化が進展した10年間(実用化進展期)に分けて、主にNTTにおける研究開発を中心に振り返る。最後に、放熱性に優れたSiC基板に転写したメタルサブコレクタHBTについて紹介する。