2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » イオンビームと表面分析:二次イオン質量分析法(SIMS)の最近の進歩と有機分析への応用

[18p-C201-1~7] イオンビームと表面分析:二次イオン質量分析法(SIMS)の最近の進歩と有機分析への応用

2018年3月18日(日) 13:45 〜 17:30 C201 (52-201)

中村 健(産総研)、後藤 康仁(京大)

14:15 〜 14:45

[18p-C201-2] クラスターイオンビームによるTOF-SIMS分析
-低加速ビスマスイオンビームの可能性-

宮山 卓也1 (1.アルバック・ファイ)

キーワード:飛行時間型二次イオン質量分析、クラスターイオンビーム、分子イオン検出

TOF-SIMSにおいて、液体金属イオン源であるBiクラスターイオンビームは高い輝度を有していることからArガスクラスターに代表されるガスソースのクラスターイオンビームに対してビーム収束の面で有利である一方、二次イオンのフラグメント化が顕著であり、また親イオンの直接検出の面では高いエネルギーが妨げになると考えられる。本研究ではこれらを克服するため、低加速Biクラスターイオンビームについて検討した結果について述べる。