2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[18p-P5-1~22] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2018年3月18日(日) 13:30 〜 15:30 P5 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[18p-P5-12] Au電極を付けた斜めポア付近のDNAの挙動

〇(B)ロイド 賢人1、小野 泰暉1、箆伊 慶稀1、坂下 直人1、三井 敏之1 (1.青学理工)

キーワード:DNA、ナノポア、電気浸透流

シークエンス実現化に向けてナノポア付近の物理的環境の理解が不可欠である。我々は蛍光観察により、Au電極によるゲート電位の制御による電気浸透流の影響を確認している。この流れの異方性があり、それをポアの形状由来であると仮定し、斜めポア周りのDNAの泳動を調べた。その結果、SiNやAu電極付き斜めporeでは、DNAの挙動に異方性が見ら れた。特にAu poreではポアの角度方向に進入方向が依存した。