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[19p-D103-16] 高濃度Alドープ4H-SiCの抵抗率とホール係数の活性化エネルギーの比較
キーワード:高濃度Alドープ4H-SiC、抵抗率、ホール係数
オン抵抗の低いSiC nチャネルIGBTの実用化には,基板であるp+型SiCの低抵抗率化が必要不可欠である。高温でバンド伝導、低温で最近接ホッピング(NNH)伝導を示す高濃度Alドープp型4H-SiCにおいて、Al濃度が高くなるほどホール係数が反転する温度が高温側になり、バンド伝導の領域で反転した。さらに、バンド伝導とNNH伝導のそれぞれの領域において、抵抗率とホール係数の活性化エネルギーが一致した。