2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.6 IV族系化合物(SiC)

[20a-D103-1~11] 15.6 IV族系化合物(SiC)

2018年3月20日(火) 09:00 〜 12:00 D103 (56-103)

黒木 伸一郎(広島大)

09:45 〜 10:00

[20a-D103-4] 第一原理計算による積層構造が生み出すSiC/SiO2界面における新たなタイプの界面準位

松下 雄一郎1、押山 淳1 (1.東大院工)

キーワード:SiC、界面、界面準位

本研究では、SiC/SiO2界面近傍における積層構造が界面電子状態に決定的な影響を及ぼすこと、また新たなタイプの界面準位を誘起することを理論計算によって明らかにした。特に、hexagonal界面(ABCB-stacking/ SiO2)においては、伝導帯下端(CBM)+1.2eVの位置に界面準位を生じ、一方、積層欠陥界面(ABCA-stacking/ SiO2)では、CBM-0.3eVの位置に界面準位が生じることを明らかにした。