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[20p-F104-1] フォトルミネセンス測定による溶液法IGZO中の酸素空孔の定量
キーワード:IGZO、酸素空孔、フォトルミネッセンス
溶液法IGZO薄膜トランジスタで電子散乱中心として働く酸素空孔の、フォトルミネセンス(PL)測定による検出を試みた。焼成温度の低下、あるいはGa比率の上昇により酸素空孔が増加するとPLピーク強度が増加することから、酸素空孔が検出可能であることが確認された。ここで、焼成温度が低くGa比率が高いほど酸素空孔が多いのは、低温ではGaが酸化せずIGZOの形成が不十分となるためと考えられる。