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[18a-PB3-10] アトムプローブトモグラフィー(APT)によるAlGaN/AlGaN-MQW構造解析
キーワード:AlGaN
近年、環境保護の観点から、水銀ランプの置き換えとして殺菌用途の深紫外LEDが着目され、その発光強度は増加の一途を辿っている。外部量子効率(EQE)は未だ20%程度に留まるが[1]、内部量子効率(IQE)に至っては80%近くまで到達している[2]。一方、更なるIQEの向上を目指す上で、MQW構造の界面状態およびAl原子の分布についての現状を把握しておくことは重要である。そこで、本研究では0.5 nmレベルの空間分解能をもつatom probe tomography(APT)を用いて、AlGaN/AlGaN-MQW構造の観察を行った。