[18p-E214-1~13] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

△ [18p-E214-4] Ge増感型熱利用発電電池の発電特性における電解液濃度依存性

〇(M1)関谷 颯人¹、磯部 敏宏¹、中島 章¹、松下 祥子¹ (1.東工大材料)

キーワード：熱電変換、再生可能エネルギー、酸化還元反応

我々は色素増感型太陽電池に学び、熱エネルギーを利用して電気を生み出す「増感型熱利用電池(Sensitized thermal cell, STC)」を提案し検討を行っている。本系は、色素増感型太陽電池における色素の光励起電荷の代わりに半導体の熱励起電荷を利用することで電解液内での酸化還元反応を引き起こしており、冷却部を用いることなく発電が可能であることを特徴としている。本研究ではGe系STCの長期動作に対し電解液内のCu濃度が及ぼす影響について調査を行った。