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△ [18p-E312-3] 加速器質量分析法を用いた塩素36測定における低バックグラウンド検出手法の開発
キーワード:加速器質量分析、塩素36、低バックグラウンド測定
本研究では筑波大学AMSシステムにおける36Clの測定について,最適な検出エネルギーや測定スペクトルの解析手法の点から考察をおこなった。結果として検出エネルギーを変更することにより,従来と同程度のバックグラウンド同位体比を達成しつつ,高い荷電変換効率を得ることができた。また,新たな測定スペクトルの解析手法を開発することで36Cl/Cl ~ 10-16のバックグラウンド同位体比を得た。