2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-E312-1~7] 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析

2019年9月18日(水) 13:30 〜 15:30 E312 (E312)

土田 秀次(京大)、松原 章浩(原子力機構)

14:15 〜 14:30

[18p-E312-4] 地球表層における宇宙線生成核種10Beの分布 -大気中10Be濃度の変動-

山形 武靖1,2、永井 尚生2、松崎 浩之1 (1.東大博物館、2.日大文理)

キーワード:加速器質量分析、宇宙線生成核種

1999年から2014年の東京と太宰府の10Be(半減期1.36×106年)および7Be濃度の経年変動および海洋大気による水平分布の観測を行った。経年変動から求めた大気中10Beの平均滞留時間は成層圏で2年、上部対流圏で55日、下部対流圏で3日であった。洋上大気の分布は中緯度域で高く、赤道と50度付近の低圧帯で低かった。