16:00 〜 18:00
△ [18p-PA4-22] 水素プラズマ処理導入によるダイヤモンド(111)MOS構造の界面準位密度低減とMOSFETのチャネル移動度向上
キーワード:半導体、ダイヤモンド、MOSFET
反転層チャネルダイヤモンド MOSFET を実現したが、MOS界面の高い界面準位密度(Dit)~1013 cm-2 eV-1が原因で低いチャネル移動度(μFE)が課題となっている。本研究では、平坦化およびダングリングボンド終端によるDit低減を目的として、ウェットアニールの前処理としてダイヤモンド表面に水素プラズマ処理を行った。ダイヤモンドMOSキャパシタと反転層チャネルダイヤモンドMOSFETをそれぞれ作製し、電気的特性評価を行った。Ditの低減とμFEの向上に成功した。