2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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[18p-PB1-1~84] 10 スピントロニクス・マグネティクス(ポスター)

2019年9月18日(水) 13:30 〜 15:30 PB1 (第二体育館)

13:30 〜 15:30

[18p-PB1-66] 2次元ナノ構造を有する反強磁性結合型CoPt積層膜の磁気特性

山根 治起1、安川 雪子2、小林 政信2 (1.秋田産技センター、2.千葉工大)

キーワード:磁気光学、磁気アレイ、反強磁性

フォトニック結晶あるいはプラズモン共鳴による磁気光学効果の増強が注目されている。大きな磁気光学効果は、光情報通信やプラズモンセンサなど光デバイスの高性能化に繋がると期待されている。我々は、磁気光学特性の向上を目的として、垂直磁化ナノ構造体の研究を進めている。本研究では、磁性フォトニック結晶の実現を目的として、CoPt垂直磁化膜への2次元ナノ構造の付与が磁気特性に与える影響について検討した。特に、反強磁性結合を有するCoPt積層膜に対して、上部層のみに微細加工を施すことで、疑似的な磁気パターンの形成を試みた。