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[19a-E201-10] 中性子回折を用いたメタ磁性MnAl合金の磁気構造の解析
キーワード:メタ磁性、中性子回折、マンガン合金
最近,我々は溶融塩電析法により作製したL10-MnAl(τ相)を熱処理することで,メタ磁性を示すことを報告した.本研究では,メタ磁性MnAl合金におけるメタ磁性発現機構を明らかにするために中性子回折測定を行った.結果,τ相の強磁性ピークは観測されなかった.一方,いくつかの磁気ピークが観測され,解析の結果,τ相のc軸方向に6倍周期の磁気構造が存在すると結論した.当日は,解析の詳細について説明する.