2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

[19a-E301-1~9] 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2019年9月19日(木) 09:00 〜 12:00 E301 (E301)

加藤 正史(名工大)

10:45 〜 11:00

[19a-E301-5] 低転位密度GaN基板によるp-n接合ダイオードのオン抵抗低減効果

太田 博1、浅井 直美1、吉田 丈洋2、堀切 文正2、成田 好伸2、三島 友義1 (1.法政大、2.サイオクス)

キーワード:低転位密度GaN基板、p-n接合ダイオード、オン抵抗低減

全面を低転位化した新開発の基板と通常のボイド形成剥離(Void-Assisted Separation, VAS)法によるGaN基板上にp-n接合エピタキシャル層を形成し、低転位化によるダイオード特性の違いを評価した。その結果、オン抵抗が低減できる効果が確認された。貫通転位の周囲でフォトンリサイクリングによる導電率変調が低下することがこの変化の主要因であると推定できる。