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[19p-E205-11] 位相変調器を用いた8/9の字型ファイバレーザ
キーワード:ファイバレーザ、非線形増幅ループミラー
非線形増幅ループミラー(NALM)を用いた受動モード同期レーザとして、8の字型レーザ(Figure-8 Laser: F8L)や9の字型レーザ(Figure-9 Laser: F9L)がある。F8Lはモード同期閾値が高く、セルフスタートが困難であるという問題があったが、非相反位相シフタを導入することで、問題は解決され、同時に、F9L構成が実現可能となった。我々は、F9Lの非相反位相シフタを光変調器(光位相変調器または光周波数シフタ)に置き換えることを提案している。本研究は、位相変調器をF8L、F9Lに導入し、位相変調器を用いる場合には、F9LよりF8Lの方が優れていることを示すものである。