2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 超高速・高強度レーザー

[19p-E205-1~19] 3.6 超高速・高強度レーザー

2019年9月19日(木) 13:45 〜 19:00 E205 (E205)

田邉 孝純(慶大)、渡邉 紳一(慶大)、久世 直也(徳島大)

16:30 〜 16:45

[19p-E205-11] 位相変調器を用いた8/9の字型ファイバレーザ

滝口 耕司1、白畑 卓磨1、金 磊1、セット ジ イヨン1、山下 真司1 (1.東大先端研)

キーワード:ファイバレーザ、非線形増幅ループミラー

非線形増幅ループミラー(NALM)を用いた受動モード同期レーザとして、8の字型レーザ(Figure-8 Laser: F8L)や9の字型レーザ(Figure-9 Laser: F9L)がある。F8Lはモード同期閾値が高く、セルフスタートが困難であるという問題があったが、非相反位相シフタを導入することで、問題は解決され、同時に、F9L構成が実現可能となった。我々は、F9Lの非相反位相シフタを光変調器(光位相変調器または光周波数シフタ)に置き換えることを提案している。本研究は、位相変調器をF8L、F9Lに導入し、位相変調器を用いる場合には、F9LよりF8Lの方が優れていることを示すものである。