2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.3 層状物質

[19p-E308-1~13] 17.3 層状物質

2019年9月19日(木) 13:15 〜 16:45 E308 (E308)

種村 眞幸(名工大)、有江 隆之(阪府大)

15:15 〜 15:30

[19p-E308-9] 溶液プロセスによるWS2薄膜の作製

羽賀 健一1、中嶋 崇博1、小林 祐貴1、徳光 永輔1 (1.北陸先端大)

キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド、WS2、溶液プロセス

遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)は高い移動度を示し、単層においてもバンドギャップを有する2次元半導体材料として期待されているが、将来的には産業応用に適した大面積・ボトムアップの成膜技術が必要である。溶液法は、剥離・転写なしで目的基板に直接・大面積にTMDC薄膜を形成でき、印刷エレクトロニクスへの応用展開も期待されている。溶液法による作製条件を検討し、WS2薄膜作製に成功したことを報告する。