2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.1 X線技術

[19p-E318-1~10] 7.1 X線技術

2019年9月19日(木) 13:30 〜 16:30 E318 (E318)

豊田 光紀(東京工芸大)、津留 俊英(山形大)

15:45 〜 16:00

[19p-E318-8] マルチラインLa埋め込みX線源を用いたX線位相イメージング

福田 椋南子1、塚本 大裕1、細井 卓治1、渡部 平司1、志村 考功1 (1.阪大院工)

キーワード:X線位相イメージング、マンモグラフィ、タルボ・ロー干渉計

マンモグラフィでは低エネルギーX線の使用による被曝リスクの増加が問題視されている。そこで高感度かつ低被曝でのマンモグラフィの実現に向け、ダイヤモンド基板中へ埋め込んだLaマルチラインX線ターゲットを用いたタルボ・ロー干渉計による位相イメージングを検討した。Laの高エネルギー特性X線の利用により、被曝線量の低減と診断制度の向上が期待される。また埋め込み構造をとることでLaの極端に低い熱伝導率を補償できる。