2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[19p-PB1-1~34] 12.7 医用工学・バイオチップ

2019年9月19日(木) 13:30 〜 15:30 PB1 (第二体育館)

13:30 〜 15:30

[19p-PB1-29] エクソソームの 1 粒子測定に向けたナノアレイの表面形成

〇(M2)岩谷 晶子1、倉持 宏実1、木下 ひろみ1、滝口 裕実1、一木 隆範1,2 (1.東大工、2.ナノ医療イノベーションセンター)

キーワード:エクソソーム、表面増強ラマン散乱

エクソソームは直径30-150 nmの細胞外小胞で疾患バイオマーカーや細胞間情報伝達などの目的で研究されている。我々は個々のエクソソームの物性を調べるため、エクソソームを単離固定するナノアレイを開発してきた。本研究は表面増強ラマン散乱(SERS)などの計測に向け、金ナノ粒子修飾により信号を増強する機能をアレイに付与するため、金ナノ粒子を微細領域に選択的に固定するプロセスの検討と金ナノ粒子の分散状態の検討をした。