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△ [20a-B31-9] 低温ALD法で作製したCドープIn2O3膜を用いた酸化物TFTの特性
キーワード:酸化物半導体
薄膜トランジスタ(TFT)のチャネル材料として用いられるIn2O3膜の作製方法として、原子層堆積(ALD)法が報告されている。しかし、as-grownのIn2O3膜は金属的な特性を示すためにO2あるいはO3ポストアニールがなされているが、そのプロセスは一般に高温であった。本研究では、150 ºCの低温ALD法で作製したCドープIn2O3 (In-O-C)膜をチャネル材料としたバックゲート型TFTを作製し、低温O3アニールによるIn-O-Cチャネルの電気特性の変化について調べた結果を報告する。