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[20a-E202-6] ポルフィリン誘導体の分子間相互作用に基づく薄膜中の分子配列制御
キーワード:ポルフィリン、分子配向、pMAIRS
有機薄膜デバイスの性能は薄膜中の集合構造によって大きく左右されるため,集合構造を制御する技術が求められている.本研究では,有機半導体材料の一つTetraphenylporphyrin(H2TPP)の4つのフェニル基をピリジル基に変えることで,より強い分子間相互作用が働き,H2TPPではできなかった,室温蒸着での高結晶性の配向膜の実現ができることを,XRD法とpMAIRS法による構造解析に基づいて明らかにした.