2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[20a-E205-1~12] 3.8 光計測技術・機器

2019年9月20日(金) 09:00 〜 12:15 E205 (E205)

塩田 達俊(埼玉大)、染川 智弘(レーザー総研)

09:30 〜 09:45

[20a-E205-3] 圧縮センシングを用いた時間領域コヒーレントラマン分光

〇(M2)滝沢 繁和1、平松 光太郎1,2、合田 圭介1,3,4 (1.東大理、2.JST さきがけ、3.UCLA、4.武漢大)

キーワード:ラマン分光法、圧縮センシング

ラマン分光では無標識で分子構造情報を得られるが、信号強度が弱く、多様な試料を高速に測定するために更なる高感度化が求められている。本研究では、時間領域コヒーレントラマン分光と圧縮センシングを組み合わせることで高感度化が可能と考え、解析を行った。スペクトルのスパース性を仮定してL1ノルム最小化問題を解くことで、3300データ点から抽出した220点のみを用いてスペクトルが復元できることを実証した。