2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[20a-E313-1~10] 3.4 生体・医用光学

2019年9月20日(金) 09:00 〜 11:45 E313 (E313)

松浦 祐司(東北大)、崔 森悦(新潟大)

09:15 〜 09:30

[20a-E313-2] 透過型液晶補償光学素子を用いた光音響顕微鏡によるin vivoマウス耳内部血管走行観察

〇(D)能塚 雄介1、栗原 誠2、橋本 信幸2、高橋 英嗣1、山岡 禎久1 (1.佐賀大院工、2.シチズン時計(株))

キーワード:光音響、補償光学

対物レンズを用いた光音響顕微鏡法は,通常,深部を観察する際,対物レンズの球面収差,試料表面形状による波面歪み,光散乱等の影響により深部での集光が困難になり,得られる光音響画像にはボケや歪みが生じる.この問題を解決するために,我々は光学顕微鏡分野で用いられている透過型液晶補償光学素子を導入した光音響顕微鏡を開発してきた.今回,マウス耳血管に対して,in vivoでの光音響顕微鏡の性能評価を行ったので報告する.