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△ [20p-E203-13] グラフェン可飽和吸収体を用いた2.9 µm帯受動QスイッチEr:YAP レーザー
キーワード:中赤外レーザー
グラフェン可飽和吸収体を用いた受動Qスイッチ2.9 µm帯Er:YAPレーザー発振を試みた。実験より、スロープ効率13%、最大平均出力503 mWが得られた。この時、時間波形より安定したパルス発振を確認し、最大繰り返し周波数114 kHzと最短パルス幅460 nsを確認した。また、励起パワーを変えた際、最大パルスエネルギー5.1 µJ、最大ピークパワー10 Wが得られた。以上より、世界初のグラフェン可飽和吸収体を用いた受動QスイッチEr:YAPパルス発振を実証した。