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[20p-E205-2] パルス繰り返し位相検波によるプローブ光ノイズキャンセルにおける光検出電流の低インピーダンス受けによる位相ノイズ削減
キーワード:ノイズキャンセル、ポンプ・プローブ法、分光
誘導ラマン散乱法などのポンプ・プローブ法では信号雑音比(S/N)はプローブ光の強度雑音に制限される。そこで試料測定結果を強度雑音とは無関係に光パルス繰り返し位相変調へ変換し、位相検波法でS/Nを向上させてきた。しかしフォトダイオードの接合容量が光強度揺らぎに応じて変動し、位相雑音を生じることが判明した。本講演では、光検出電流を低インピーダンスで受けることで接合容量変動による位相雑音生成を防ぐ方法を発表する。