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[20p-E304-3] 無共溶媒加水分解重縮合と熟成によって得られた非晶質ポリ(n-アルキルシルセスキオキサン) 液体と固体の微視的規則構造
キーワード:ポリシルセスキオキサン、無共溶媒法、高エネルギーX線回折
我々は最近、酸触媒を少量含む3官能ケイ素アルコキシド–水混合溶液を熟成することで、アルコール等の共溶媒を使用せず、ポリシルセスキオキサン(poly(R-SQ); 一般式(RSiO3/2)n)液体が合成できることを見出した。これらは親水的で、SiOH基を多量に含むが重縮合は遅く、粘度は室温で1ヵ月間変化しない。今回、当該poly(R-SQ)液体(R = Et、n-Pr、n-Bu)とその熱硬化体(R = Et)の高エネルギーX線回折測定を行い、微細構造を調べた結果を報告する。