2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20p-E306-1~14] 8.4 プラズマライフサイエンス

2019年9月20日(金) 13:15 〜 17:00 E306 (E306)

金子 俊郎(東北大)、林 信哉(九大)

13:45 〜 14:00

[20p-E306-3] 加湿ヘリウムプラズマプルームと空気プラズマ活性ガスによって生成されるチロシン誘導体

柳澤 真穂1、佐々木 渉太1、赤澤 拓斗1、金子 俊郎1 (1.東北大院工)

キーワード:大気圧プラズマ、チロシン誘導体、活性種

本研究では,化学修飾を受けることで細胞機能の調節に関わるチロシンに2種類のプラズマ処理を行い,チロシン誘導体の吸収スペクトルを測定した.加湿ヘリウムプラズマプルーム照射後は500 nmまでの吸収が増加し,空気プラズマ活性ガス供給後は,ドーパクロム由来とみられる吸収ピークが観測された.この結果から,プラズマ処理方法による液相中活性種の組成の違いが,異なるチロシン誘導体の生成を引き起こすと示唆された.