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△ [20p-E306-3] 加湿ヘリウムプラズマプルームと空気プラズマ活性ガスによって生成されるチロシン誘導体
キーワード:大気圧プラズマ、チロシン誘導体、活性種
本研究では,化学修飾を受けることで細胞機能の調節に関わるチロシンに2種類のプラズマ処理を行い,チロシン誘導体の吸収スペクトルを測定した.加湿ヘリウムプラズマプルーム照射後は500 nmまでの吸収が増加し,空気プラズマ活性ガス供給後は,ドーパクロム由来とみられる吸収ピークが観測された.この結果から,プラズマ処理方法による液相中活性種の組成の違いが,異なるチロシン誘導体の生成を引き起こすと示唆された.