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[20p-E311-5] 結晶面の異なる 4H-SiC MOS 界面からの Ar アニールによる N 原子脱離過程
キーワード:窒化、脱離、XPS
SiCパワーMOSFETにおいては、熱酸化に伴って生成する界面欠陥を低減する手法として、NOアニールによる界面窒化が広く用いられている。N原子はSiC表面に特異的に安定に存在できることが知られているが、界面構造の解明は不十分である。本研究では、Arアニール処理によるSiC表面からのN原子の脱離過程に着目し、XPS測定により求めたN原子の残留量から、界面構造中の結合の強さの結晶面による比較(Si面とC面)を試みた。