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[21a-B01-5] 伝達関数比に基づくニオイ識別ガスセンサシステムの開発
キーワード:嗅覚センサ、シグナル解析、膜型表面応力センサ(MSS)
本研究では、流量制御に依存しない特徴量である伝達関数比(TFR)を用いたシグナルデータ解析法を開発し、膜型表面応力センサ(MSS)を用いたガスセンサシステムにより実証実験を行った。その結果、TFRを用いることで異なる流量制御間でもガスを識別可能な機械学習モデルを立てることに成功した。さらに、TFRを用いることで、流路を用いずセンサを試料にかざすだけの測定により“ニオイ”が識別できることを実験的に示した。