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[21a-B12-4] ガラス膜を複数回塗布したカバーガラスを用いた太陽電池モジュールの電圧誘起劣化抑止効果の評価
キーワード:太陽電池、電圧誘起劣化
高電圧を伴う太陽電池(PV)モジュールの劣化現象の一つとして、出力が短期間に大幅に低下する電圧誘起劣化(Potential Induced Degradation: PID)が知られている。PID抑止対策の一つに高抵抗材料を用いる方法などがある。前回、我々は簡便に形成可能な高抵抗ガラス膜に注目し、ガラス膜をカバーガラス表面もしくは裏面に形成しPID抑止効果を確認した。本研究では、ガラス膜をカバーガラスに複数回積層させたPVモジュールを作製し、PID発現への影響を調べた。