2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.3 シリコン系太陽電池

[21a-B12-1~8] 16.3 シリコン系太陽電池

2019年9月21日(土) 09:15 〜 11:30 B12 (B12)

小出 直城(シャープ)

10:00 〜 10:15

[21a-B12-4] ガラス膜を複数回塗布したカバーガラスを用いた太陽電池モジュールの電圧誘起劣化抑止効果の評価

伏屋 亮1、大橋 史隆1、吉田 弘樹1、傍島 靖1、亀山 展和1、橘 泰至2、増田 淳3、野々村 修一1 (1.岐大工、2.石川県工業試験場、3.産総研)

キーワード:太陽電池、電圧誘起劣化

高電圧を伴う太陽電池(PV)モジュールの劣化現象の一つとして、出力が短期間に大幅に低下する電圧誘起劣化(Potential Induced Degradation: PID)が知られている。PID抑止対策の一つに高抵抗材料を用いる方法などがある。前回、我々は簡便に形成可能な高抵抗ガラス膜に注目し、ガラス膜をカバーガラス表面もしくは裏面に形成しPID抑止効果を確認した。本研究では、ガラス膜をカバーガラスに複数回積層させたPVモジュールを作製し、PID発現への影響を調べた。