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[21a-C310-3] 白金微粒子坦持した酸化チタンナノチューブ薄膜を用いた高感度ガスセンサ
キーワード:酸化チタンナノチューブ薄膜、ガスセンサ、白金微粒子
本研究では,ガスセンサの性能向上(感度向上及び応答・回復時間の短縮)のため,原子層堆積法を用いて触媒金属である白金微粒子をTiO2 ナノチューブ薄膜に坦持したガスセンサを作製した。混合ガス(一酸化炭素,酸素,窒素を含む)中の一酸化炭素濃度を0.01~0.3%の範囲で変化させて測定した検出特性(ガス吸着によるTiO2 ナノチューブ薄膜の抵抗値変化)から,0.01%の濃度までの一酸化炭素が10秒程度で検出できることが確認できた。