2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[21a-C310-1~12] 6.4 薄膜新材料

2019年9月21日(土) 09:00 〜 12:15 C310 (C310)

西川 博昭(近畿大)

09:30 〜 09:45

[21a-C310-3] 白金微粒子坦持した酸化チタンナノチューブ薄膜を用いた高感度ガスセンサ

阿部 宏之1、馬 騰2、但木 大介3、平野 愛弓2,3、木村 康男4、庭野 道夫5 (1.宮城県産技セ、2.東北大材料科学高等研、3.東北大通研、4.東京工科大工、5.東北福祉大)

キーワード:酸化チタンナノチューブ薄膜、ガスセンサ、白金微粒子

本研究では,ガスセンサの性能向上(感度向上及び応答・回復時間の短縮)のため,原子層堆積法を用いて触媒金属である白金微粒子をTiO2 ナノチューブ薄膜に坦持したガスセンサを作製した。混合ガス(一酸化炭素,酸素,窒素を含む)中の一酸化炭素濃度を0.01~0.3%の範囲で変化させて測定した検出特性(ガス吸着によるTiO2 ナノチューブ薄膜の抵抗値変化)から,0.01%の濃度までの一酸化炭素が10秒程度で検出できることが確認できた。