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△ [21a-E206-7] 分子振動選択的な定量位相イメージング
キーワード:定量位相イメージング、分子振動分光、中赤外光熱変換効果
電磁波面の複素振幅分布を計測する定量位相イメージング法は3次元計測や透明物体の形態計測などに用いられるが、分子情報を得られないことが欠点である。我々は、中赤外光熱変換効果を利用することで、定量位相イメージング法の枠組みの中で分子振動の情報を取得する技術を開発した。本技術の原理検証として、中赤外分光性能の評価とマイクロビーズ及び生体細胞を用いた広視野分子振動イメージングの実証を行った。