2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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コードシェアセッション » 【CS.4】 3.11 フォトニック構造・現象と3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

[21a-E208-1~12] 【CS.4】 3.11 フォトニック構造・現象と3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

2019年9月21日(土) 09:00 〜 12:15 E208 (E208)

岩見 健太郎(農工大)、角倉 久史(NTT)

11:45 〜 12:00

[21a-E208-11] 直射日光下で周辺気温より低温となる受動的放射冷却材料の実現

末光 真大1、齋藤 禎1 (1.大阪ガス)

キーワード:放射冷却、熱輻射制御、省エネルギー

地表の熱は大気の光透過率が高い波長8-13 um (大気の窓)の熱輻射で宇宙に放出される。太陽光や大気の熱輻射を殆ど吸収しない一方で大気の窓領域で大きな熱輻射を示す材料(放射冷却材料)が実現すると、屋外で直射日光を受けても入熱より宇宙への放熱の方が大きくなるので、材料温度が周囲より低下する(放射冷却性能を示す)。今回、放射冷却材料を設計・作製し、日本の夏の直射日光の下で放射冷却性能を評価したので報告する。